音楽に関して 342024年02月07日

以前、「This Could Be the Start of Something (Big)」と言う曲の演奏例として挙げたアルバムがこれ。



編曲の説明で「F → G → A → Bb と転調する」と述べた。

もう少し細かい説明をすると、出だしはユニゾンですぐハモる。「AA'BA'」の「AA'」はカイがメロでJ.J.がハモ。「B」(所謂サビ)はJ.J.がメロでカイがハモ。その後 G に転調して最初のソロはカイ。
以降ソロを交代しながら演奏(play)が進む。
譜面で説明した方が早いが、既に述べたように、作曲者スティーヴ・アレン(Steve Allen)の著作権は存続しているので不可。

この時代のレコードには良くある事がだが、このLPもモノラル盤とステレオ盤がある。モノラルでも注意深く聴けば判るが、ステレオ盤の方が判り易い。

左チャンネルがJ.J.で、右チャンネルがカイ。

・補足(9日)。

んで、クインシー・ジョーンズが全曲を編曲したアルバムがこれ。


タイトルどおり、当時のヒット曲を編曲したアルバム。
つまり、クインシーのオリジナル曲は無く、編曲のみ。
こちらでも冒頭曲。
……まぁ、タイトルにしても曲調にしても、「冒頭曲」らしいからだろう、たぶん。

・余談(12日)。

で、このアルバムは全てクインシー・ジョーンズのオリジナル作編曲。


無論、才人クインシー・ジョーンズだから、自分のリーダー・アルバムとは異なり、所謂「ベイシー・スタイル」に合わせている。

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