第二百五十四段2024年02月02日

Eテレ「ピタゴラスイッチ」のピタゴラ装置に、時々この叢書が用いられる。


この叢書で筆者が所有しているのは、これ一冊のみ。
内容は『荒涼館(Bleak House)』。購入したのは学生の頃。
当時、この作品の邦訳はこれしか無かった(他の主要長篇は文庫で読んだ)。

・追記(3日)。

これも同じ頃購入した。未だ文庫化されていないようだ。


ディケンズの長篇としては比較的初期の作品。一般的な知名度はさほど高くないようだが、ミステリー(探偵小説・推理小説)好きの間ではかなり知られているだろう。
無論、筆者も購入前から知っていた。

・余談(4日)。

ちなみに、「possessed」と言う単語を知ったのは、この作品。
後に、アガサ・クリスティーのデビュー(debut)作『スタイルズ荘の怪事件(The Mysterious Affair at Styles)』でこの単語に再会した時、少々懐かしさを憶えた。

・余談の補足(23日)。

正確に言えば、「訳者の解説」でこの語を知った。