映画に関して 132023年12月24日

映画館「有楽座」からの連想。

嘗て、「テアトル東京」と言う映画館があった。
東京で唯一シネラマに対応していた映画館だったらしい。「全席指定」の映画館という存在を初めて知った。

中学生の時、ここで観たのが『戦場にかける橋(The Bridge on The River Kwai)』(1957年)。

無論、最も安い「B席」で観た。「せっかくのシネラマなのに」と言う気もしたが、無い袖は振れぬ。

後頭部をぶん殴られたような印象を受けた(実際に殴られた経験も子供の頃からある)。

翌日学校で、この映画の凄さに関して大騒ぎをしたが、同級生達には殆ど聞き流された……ま、いつもの事だが。担任の教師(科目は理科)は、ニヤッと笑って「俺たちの世代は皆知ってるよ」と応じてくれた。

・補足(2024年2月6日)。

「後頭部をぶん殴られたような印象」とは、無論、映画の内容の意であり、音響を指すのでは無い、念の為。
この頃は、既にハードロック・サウンドに親しんでいた。