脳裏に刻まれたメロディーに関して2024年05月04日

「子供の頃に聴いた記憶はあるが、何の曲か思い出せない」と言う経験を有する人は少なくないと思う。

筆者の場合、このメロディーだった。




中高生の頃から、不意に脳裏に浮かぶようになった。小学校に入るか入らないかの頃、夕方にTVで観た番組の曲のような気がしていた。
多少気にはなっていたが、切実に知りたいとまでは思わなかった。
三十路を過ぎてネット時代になってから、やっと曲名が判明した。

TV人形劇『銀河少年隊』の主題歌である。作曲は冨田勲。以前に述べた、このアルバムに収録されたヴァージョン。




原作が手塚治虫と言う事も、このCDで知った。TV番組用のオリジナル・ストーリーと思われる。

なお、「冨田勲」と言う「作曲家」の名を意識したのは、やはり小学生の頃聴いたTV特撮ドラマ『マイティジャック』の主題歌である。親が買ってくれた朝日ソノラマのソノシートをすり切れる程聴いた……無論、比喩である為念。




歌入りの曲で、「伴奏が聴きたいのに歌が邪魔」と思った初めての曲だった。
――と言う事は、「編曲(オーケストレイション)」を意識した初めての曲だったのかも知れない。

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