ソニー・ロリンズの思い出2026年05月28日

一度だけ、現場で生演奏を観た事がある。

1978年7月のスイス、モントルー・ジャズ・フェスティヴァルで。メインの会場(カジノ)では無く、屋内のサブ・ステージ(?)だった。
ロリンズのワン・ホーン編成で、リズム・セクションが使用していたのはエレキ楽器。
その年の4月に、このライヴ・レコーティングをしたばかりなので、その編成を踏襲したと思われる。

・『Don't Stop the Carnival』1978年。



ロリンズは、ピック・アップ・マイクをテナーのベルの先に付けて、ステージ上をぐるぐる歩き回りながら吹きまくっていた。
客席に椅子は無く、観客は冒頭曲から踊りまくっていた。
メンバー紹介をする際も、ベルに付けたマイクに向けて喋り、観客には大ウケだった。

筆者としては、acoustic な4ビート物のプレイを聴きたかったので少々残念だった。
まあ、当時のロリンズは、この手のエレクトリック・サウンドにハマっていた時期だから仕方ないが。

・追記(29日)。

ロリンズ本人は終始御機嫌で、「楽器をプレイするのが楽しくて仕方ない」みたいなオーラ(?)を全身から発していた。

・蛇足。

『Smoke on the Water』に歌われた火事があったのは、1971年12月。
筆者たちが行った時には、カジノ界隈はきれいに再建されていた。
歌詞にある「Gambling House」と言うのが、メイン会場のカジノ。
1975年に再建されたそうだ(ウィキペディア情報)。