漫画『天才バカボン』に関して(「文化の日」絡み 2) ― 2025年11月03日
バカボンのパパがバカ田大学の同窓生と「インチキ英語」を捻り出す回は既に述べた。
個人的に気に入って覚えていたのは、「蚊帳」→「ツルトカコマール」。
他に覚えているのは「水道(蛇口?)」→「ヒネルトジャー」。但し、これは別の場所(漫才など)で耳にしたのかも知れない。その辺りの記憶はあやふやである。
他の回で、「盗作専門のインチキ児童文学作家」が登場する話があった。
盗作作品の例:
江戸川乱歩の『少年探偵団シリーズ』を丸写しして、団長の名を「小林くん」から「田中くん」に変えるのみ。
R・L・スティーヴンスンの『宝島』を丸写しして、タイトルを『宝鳥』に変えるのみ。
これも爆笑した。「何なんだ、『たからどり』って」。
……まぁ、無理に理屈を付ければ「フリント船長」と言う名のオウムは登場するが。
どちらも、『週刊少年マガジン』でリアルタイムに読んだ。
個人的に、「アニメ」より「漫画」向きのギャグと言う気もする。
・補足(6日)。
ロング・ジョン・シルヴァー(Long John Silver)と、フリント船長(Captain Flint).
Louis Rhead(1857年ー1926年)画。

肩にとまっている方が「フリント船長」である、念の為。
・「天才バカボン」の補足(13日)。
雑誌で読んだきり話数は覚えていないので、単行本ではどの巻か不明。
