シャーロック・ホームズの映画に関して2024年04月23日

パロディでは無い、ホームズのパスティーシュ(オマージュ?)映画として有名なのは、ビリー・ワイルダー監督『シャーロック・ホームズの冒険(The Private Life of Sherlock Holmes)』(1970年)だろう。




製作・共同脚本もワイルダー自身。ホームズ好きのあまり脚本を盛り込み過ぎて、大幅にカットしたそうだ。道理で、少し流れがぎくしゃくした部分もある。

個人的には、こちらの方が好きである。
『シャーロック・ホームズの素敵な挑戦(The Seven-Per-Cent Solution)』(1976年)。




原作は、ニコラス・メイヤーの同名小説(1974年刊)で、作者本人が脚本も担当した。




邦訳もある。



この原作小説は、丸谷才一氏も上出来のエンターテインメントとして褒めている。




所謂「原典(Cannon)」にある、ホームズに関する2つの謎に挑んでいる。
スペシャル・ゲスト(?)として、或る実在の有名人が登場する。
ヒント:今月の「100分で名著」。

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