民主主義に関して2024年01月16日

フレドリック・ブラウン(Fredric Brown)と言う作家がいた。

「Town Wanted.」(1940年)と言う短篇がある。短篇集『he Shaggy Dog and Other Murders』(1963年)所収。

邦訳もある。

・追記(20日)。

組織内の問題に対処する際、「膿を出す」と言う語を用いる場合がある。
無論、比喩表現である。

しかし、膿自身が自分を「膿」と自覚しているのだろうか?

・訂正(23日)。

F・ブラウンの短篇集のタイトルは『Mostly Murder』(1953年)だった。

音楽に関して 322024年01月22日

Eテレ「2355」では、ジャズ・ナンバー(スタンダード含む)も良く用いられる。

ホレス・シルヴァー(Horace Silver)の曲で、「ザ・プリーチャー(The Preacher)」は飲食店や放送でたまに耳にする事があるが、「セニョール・ブルース(Señor Blue)」は、公共の場で流れているのを聴いた記憶が無い。
たぶん、このアルバムのヴァージョンだろう。


筆者がこの曲を初めて知ったのは、学生時代に聴いたこのアルバムで。


実は、冒頭曲の「キャプテン・マーヴェル(Captain Marvel)」が目当てだったが。

・余談(26日)。
後者の、デヴィッド・マシューズ(David Matthes)に依る編曲が気に入ったので、学生の頃所属していたバンドのレパートリーに入れたかったが、他のメンバーに頗る不評で、結局、大学祭の屋外ステージで一度プレイした後、お蔵入りになってしまった。とほほ。

・補足(2月27日)。

不満の理由は「あまり面白くない」「地味」「盛り上がらない」等々。
……筆者は、モザイクみたいで面白いと思ったのだが。

ホームズ・パロディに関して 22024年01月22日

江戸川乱歩『幻影城』に、或るシャーロック・ホームズ関係書からの引用がある事は既に述べた。
具体的には、「ドイルの弁駁詩」と「二つの会則」と言う項(?)である。書名は「Profile by Gaslight」(Edgar W. Smith編)。

その邦訳書がこれ。



既に述べたように筆者は高校の図書室で初めて眼にした。後に書店で購入した(古本屋では無い)。
乱歩の『幻影城』を読んだのは三十代の頃である。何しろ、小学生の頃から翻訳推理小説(探偵小説)ばかり読んでいたので。
この翻訳書の初版は1973(昭和48)年らしい。成程、勘定は合う。
なお、乱歩がこの書からの引用をしたのは、1949(昭和24年)年。

……あとは、ご自身で考えられたい。

・蛇足(26日)。

無論、筆者は既に新潮文庫の全訳版を全て読んでいた。

なお、小学生の頃に、ポプラ社の「ホームズ全集」(訳者は山中峯太郎)と偕成社のホームズ全集(訳者は久米元一 他)も全て読んでいた。

近所の同級生の家や、学校の図書館などで。

……実は、小学校の夏休みの自由研究の宿題に「ホームズ作品の邦訳題比較」をしたかったのだが「英語の原題」が理解できなかったので断念したと言う「語るも涙、聞くも笑い」の物語がある。

第二百五十三段2024年01月25日

「生物学的遺伝子」より「文化的遺伝子」の方が重要だと思う。
――少くとも、ホモ・サピエンスの社会では。

例に依って例の如く、「日本国民の皆様の一人」であり、当前「納税者」且つ「有権者」である個人の主観に過ぎないが。

言う迄も無いが、「特定集団内に於ける「親分乾分」と言う慣習を指しているのでは無い。

換言すれば、なぜ「自称民主主義国家」で、特定の集団に属さないと「民主主義の根幹」が学べないのかな?

・補足。

そう言えば、故ドナルド・キーン氏以上に近代日本文学に通じている「ネイティヴ日本人」が、どれくらいいるのだろうか?

・追記(26日)。

そう言えば、嘗て「世界ランキング1位」だった、プロ・テニス・プレイヤーの大阪なおみを誇りに思った「ネイティヴ日本人」が、どれだけ居たのかな?
彼女も「ネイティヴ日本人」だが。

……猶、筆者は「テニス」と言う競技(sport、game)自体にさほど興味を持っていないので、「すごいな」くらいにしか思わなかった。

漫画『エースをねらえ!』には感銘を受けたが(アニメ版は主題歌しか知らない)。

民主主義に関して 22024年01月26日

「デモ」と言うギョーカイ・ヨーゴがある。
「ストライキ」と言うギョーカイ・ヨーゴもある。

そう言えば「ゼネ・スト」と言う言葉もあった。

――旧国鉄のストライキには少々困った事もある。

……個人的にルートを見つけた経験も無くは無い。

・補足(27日)。

無論、「デモ」も「ストライキ」も、民主主義国家に於ける「民衆」の権利である。
――「暴力」を伴わない限り。