音楽に関して 322024年01月22日

Eテレ「2355」では、ジャズ・ナンバー(スタンダード含む)も良く用いられる。

ホレス・シルヴァー(Horace Silver)の曲で、「ザ・プリーチャー(The Preacher)」は飲食店や放送でたまに耳にする事があるが、「セニョール・ブルース(Señor Blue)」は、公共の場で流れているのを聴いた記憶が無い。
たぶん、このアルバムのヴァージョンだろう。


筆者がこの曲を初めて知ったのは、学生時代に聴いたこのアルバムで。


実は、冒頭曲の「キャプテン・マーヴェル(Captain Marvel)」が目当てだったが。

・余談(26日)。
後者の、デヴィッド・マシューズ(David Matthes)に依る編曲が気に入ったので、学生の頃所属していたバンドのレパートリーに入れたかったが、他のメンバーに頗る不評で、結局、大学祭の屋外ステージで一度プレイした後、お蔵入りになってしまった。とほほ。

・補足(2月27日)。

不満の理由は「あまり面白くない」「地味」「盛り上がらない」等々。
……筆者は、モザイクみたいで面白いと思ったのだが。

ホームズ・パロディに関して 22024年01月22日

江戸川乱歩『幻影城』に、或るシャーロック・ホームズ関係書からの引用がある事は既に述べた。
具体的には、「ドイルの弁駁詩」と「二つの会則」と言う項(?)である。書名は「Profile by Gaslight」(Edgar W. Smith編)。

その邦訳書がこれ。



既に述べたように筆者は高校の図書室で初めて眼にした。後に書店で購入した(古本屋では無い)。
乱歩の『幻影城』を読んだのは三十代の頃である。何しろ、小学生の頃から翻訳推理小説(探偵小説)ばかり読んでいたので。
この翻訳書の初版は1973(昭和48)年らしい。成程、勘定は合う。
なお、乱歩がこの書からの引用をしたのは、1949(昭和24年)年。

……あとは、ご自身で考えられたい。

・蛇足(26日)。

無論、筆者は既に新潮文庫の全訳版を全て読んでいた。

なお、小学生の頃に、ポプラ社の「ホームズ全集」(訳者は山中峯太郎)と偕成社のホームズ全集(訳者は久米元一 他)も全て読んでいた。

近所の同級生の家や、学校の図書館などで。

……実は、小学校の夏休みの自由研究の宿題に「ホームズ作品の邦訳題比較」をしたかったのだが「英語の原題」が理解できなかったので断念したと言う「語るも涙、聞くも笑い」の物語がある。