アイドル者のアイドル噺

トリッキーな編曲に関して。

穐吉敏子の作品に「チューニング・アップ（Tuning Up）」と言う曲がある。アルバム『ロード・タイム（Road Time）』に収録。

どの様な曲かと言うと、

・演奏会のオープニング曲。

・形式は、変ロ調のブルーズ（1コーラスは12小節のオーソドックス型）。

・曲名は「チューニング・アップ」。

……以上のヒントでイメージできた方、正解。

・余談（4日）。

筆者が学生の頃所属していたバンドのレパートリーでもあった。

・追記（5日）。

改めて言うまでも無いが、穐吉敏子は、日本人で唯一「ジャズの殿堂（International Jazz Hall of Fame）」入りをしたミュージシャンである、念の為。

・余談（12日）。

かなり大雑把な括りになるが、ディープ・パープルのアルバム『ライヴ・イン・ジャパン』（英題『Made in Japan』）冒頭の「ハイウェイ・スター」も、似た発想のアレンジである。