夏目漱石「坊っちやん」の謎2024年11月03日

中学生の頃、文庫本で「坊っちやん」を読んで以来、不思議に思っている事。

3章の第6段落(paragraph)冒頭文の後、2文字分の空白がある。
1936(昭和11)年刊の『漱石全集』第二巻より。




多くの文庫本には、「原稿の欄外に『二字アケル』と漱石自身の指示」と言うような注釈がある。
実際の書込みは、この本で確認できる(p. 123)。




しかし、その理由に関する文章を目にした事は無い。担当編集者の高浜虚子も理由を聞かなかったのかも知れない。
なぜ漱石は、こんな指示をしたのか?
個人的に、多少気にならなくも無い。

続・ノーベル平和賞受賞に関して2024年11月01日

この映画を忘れていた。

『黒い雨』1989(平成元)年公開。




汗顔の至りである(画像は英語版ウィキペディアより)。

コビトカバに関して2024年11月01日

昨今「コビトカバ」が人気らしい。

因みに、ノーマル河馬(?)は草食とは言え、実はかなりの戦闘力があるそうだ。


ヒュー・ロフティング「Doctor Dolittle's Post Office」1923(大正12)年刊より。

そんな事を言えば、鰐も然り。こちらは肉食だし。


同「The Story of Doctor Dolittle」1920(大正9)年刊より。

改めて述べるが、この鰐は「alligator」では無く「crocodile」である。

今年のワールド・シリーズに関して2024年10月31日

「野球は筋書きの無いドラマ」と言うフレーズがある。

が、ゲームが終わって振り返ると、まるで筋書きがあったかのような気がする場合もある。

「地区代表」→「リーグ優勝」→「ワールド・チャンピオン」。
……ポスト・シーズンに入ってから、ひりひりし過ぎと思わぬでも無い。
更に、おまけの「亜脱臼」は余計だろう。

・十代の頃聞いたジョーク。

プロ野球好き 「野球は筋書きの無いドラマだと言うぜ」
プロレス好き 「同じドラマなら、筋書きのある方が面白いに決まってるだろ」

特撮ファンに関して2024年10月29日

或る特撮監督(特技監督)の話では、特撮ファンの中には「怪獣好き」と「メカ好き」がいるそうだ。グッズの売れ行きで判るらしい。
その分類法に依ると、明らかに現在の石破首相は「メカ好き」の方だろう。

・追記(30日)。

「特撮の仕組み好き」と言う人も、一定数いると思われる。筆者もその一人。




まさか、各種の光線が「手書き」だったとは。
なお、以前にも述べたが、この本には、


こう言うページがある。