「ヴィヴァルディ」と言う表記に関して2025年06月18日

小学校の教科書では、「ビバルディ」だった。「ィ」は小書き。
たぶん、中学校の教科書でも同じだったような気もするが判然としない。。

初めて「ヴィヴァルディ」と言う表記を見た時、その字面(じづら)に「わっ、ゲジゲジみたいだな」と感じた。視覚的な形状の印象として。
……無論、「理由」を知らなかったからである。

細かい経過は失念したが、大学生の頃は「ヴィヴァルディ」と言う表記がデフォルト(?)になっていた。それだけ、この表記を多く目にしていたんだろう。」


・修正(24日)。

以前、何かの参考資料として入手した中学の音楽の教科書が複数あった。

教育出版。


教育芸術社。



発行は共に 2013(平成25)年。

どちらも固有名詞(作曲者の人名)の表記は、「ベートーヴェン」「ラヴェル」「ヴィヴァルディ」等(など)。つまり、「ヴァ行」と言う「カナ表記」が、中学校の教科書では「アリ」だった訳だ……2013年時点では。

筆者が中学生だったのは1970年代だが、同じだったかも知れない。少なくとも「小学校の教科書」に「ヴァ行」の表記を見た記憶は無い、科目を問わず。
無論、市販の印刷物(本・雑誌など)には、当時から幾らでもあったが。


・追記(25日)。

以前に揚げたこの本(ポプラ社)の表記にも、「ヴァ行」は用いられていない。


 「Voltaire」 → 「ボルテール」
 「S. S. Van Dine」 → 「S・S・バン・ダイン」
 「Philo Vance」 → 「ファイロ・バンス」

想定した読者層は、小学校高学年~中学生辺りだろう。

コメント

トラックバック