第二百四十段2023年10月21日

「学校」は、「金太郎飴製造所」でも「プロクルステスの寝台」でも無い。

・追記(25日)。

況してや、「少国民養成所」では無い。

・補足。

「国家云々」と発言するなら、自国の基本法(constitution)くらいは頭に入れておくべきだろう。

『相棒』に関して 22023年10月21日

その一。
「シーズン8」(厳密には「シーズン7」)以降、オープニング・テーマの編曲は毎シーズン楽しみにしていたが、何と「シーズン2」のテーマ曲を織り込むとは。
いやはや、懐かしい。

その二。
「美和子スペシャル」を絶賛した登場人物が一人だけいた筈だが。
前「シーズン21」の最終話の時も思ったが、なぜその人物を招かないんだろう?
……これ、触れない方が良かったのかな……。

・補足(23日)。

1)折角「編曲」と言う音楽用語があるんだから、「織り込む」では無く「編み込む」と表すべきだった。
2)「美和子スペシャル」に関しては、改善案を提示した人がいた(シーズン5第13話「Wの悲喜劇」)。
然し乍ら、畢竟「本人の味覚」が判断基準になるから、結果的に「ビミョ~な物質」を生じさせる事になるのだろう。、
……何とも彼とも……。

ナノ・マシンに関して2023年10月21日

手塚治虫に『38度線上の怪物』(1953年)と言う作品がある。全集にも収められている。
この数値は「地球の緯度」を示すのでは無く、「人間の体温」を摂氏で表したもの。

元は『吸血魔団』(1948年)と言う自作を、セルフ・リメイクした作品だそうだ。
当時ヒットした映画(『第三の男』等)のオマージュが、幾つか織り込まれている。。

後に、TVアニメ『鉄腕アトム』のエピソードとして再リメイクされたそうだが観た記憶は無い。
米国で TV放映された後、ハリウッドから映画化の話が来たらしい。
そのまま話は有耶無耶になったそうだが、何年も後になって、ある映画が登場した。

『ミクロの決死圏(Fantastic Voyage)』(1966年)である。
この辺りの事情は、手塚著『ぼくはマンガ家』で触れられている。

で、この映画のノヴェライゼイションを担当したのが、なんとアイザック・アシモフ。
「ロボットSF」以外でも、妙なところで繋がりが出来たようだ。

更に、『ミクロの決死圏』に想を得たと思われるのが、『ウルトラセブン』第31話「悪魔の住む花」(1968年)。

やはり、卓抜なアイディアは受け継がれるらしい。

・アイザック・アシモフと手塚治虫の共通点(22日)。

1)十代の頃から、「プロ」として作品を発表している。
2)博士号の取得者。

・補足(23日)。

この「プロ」は、必ずしも「専業」を指すのでは無い。草鞋を何足履こうが、「プロ」は「プロ」である。

・訂正(26日)。

「妙なところ」と述べたが、手塚治虫は医学、アシモフは「生科学(生物科学)」が専門だから、考えてみれば不思議では無い。