選挙に於ける買収工作に関して2024年11月08日

カネだけ受け取って、実際には別の候補に投票しちゃいけないのかな?

少なくとも、「契約違反」で訴えられる心配は無いと思うが。

1954年の洞爺丸事故に関して2024年11月08日

今年は、洞爺丸の事故から70年目だそうだ。

この作品は、この事故が発端になっている。

水上勉『飢餓海峡』1963年刊。


こちらでも、この事故に言及されている。

中井英夫『虚無への供物』1964年刊。


作風は異なるが、どちらも一読に値するとは思う。

前者は、映画化もされている。

監督:内田吐夢、脚本:鈴木尚之。1965年公開。


加害と被害に関して2024年11月10日

或る轢き逃げ犯の発言。

「もし私が轢き殺したのであれば、被害者の死骸に対し率直にお詫び申し上げます」

経済問題に関して2024年11月11日

『King Solomon's Mines』の「CHAPTER XVII Solomon's Treasure Chamber」より。

“We are the richest men in the whole world,” I said. “Monte Christo was a fool to us.”
“We shall flood the market with diamonds,” said Good.
“Got to get them there first,” suggested Sir Henry.
We stood still with pale faces and stared at each other, the lantern in the middle and the glimmering gems below, as though we were conspirators about to commit a crime, instead of being, as we thought, the most fortunate men on earth.
“Hee! hee! hee!” cackled old Gagool behind us, as she flitted about like a vampire bat. “There are the bright stones ye love, white men, as many as ye will; take them, run them through your fingers, eat of them, hee! hee! drink of them, ha! ha!”


『ソロモン王の宝窟』の「第十七章 ソロモン王の宝窟」より。

「これで吾々は世界一の金持になった!」と私は言った。「モンテ・クリストだって到底吾々にはかなわぬだろう」
「市場(しじょう)にダイヤモンドの洪水を流してやろう」とグッドは言った。
「まず早くそれを取ることだね」とサー・ヘンリイは言った。
 吾々は世界中で最大の果報者である筈だのに、何だかまるでこれから罪を犯そうとする謀反人かなんぞのように、真青な顔をして手燭(ランプ)の灯りで燦々(きらきら)光る宝石の前に立って、互いに顔を見合せた。
「ひ! ひ! ひ!」と老婆のガゴオルは、大蝙蝠のように飛び廻りながら後(うしろ)の方で笑った。「お前さんたちの大好きな光る石がそこに欲しいだけある! だがそれは取っても指の間からこぼれてしまうぞ。食ってしまうか? ひ! ひ! それとも呑んでしまったらどうだ? は! は!」

平林初之輔訳。

マーク・トウェインに関して2024年11月12日

米国の作家マーク・トウェイン(Mark Twain)にこう言う作品がある。

・『金メッキ時代(The Gilded Age: A Tale of Today)』1873年刊。


 チャールズ・ウォーナー(Charles Dudley Warner)との共著。