著名人の伝記に関して2024年11月12日

以前、この画像は載せた。


筆者の私物では無い。両親どちらかの蔵書だったようだ。理由は不明。

小学校の図書室には伝記のシリーズもあった。「小学校の図書室あるある」と思うが。
例をいくつか。




個人的には、「伝記」に余り食指を動かす気になれなかった。
実話よりフィクションの方が遙かに好きだったからである。

・別ヴァージョン。


漱石の手紙に関して2024年11月13日

古今東西、「文豪」と呼ばれる人達には筆まめな人が多いそうだ。「文章を書く」と言う行為そのものが好きだったのかも知れない。
漱石も手紙を書くのが好きだったらしい。「漱石のベスト作品は書簡集」などとマニアックな発言をした漱石ファンの作家もいた。

1935(昭和10)年刊全集の書簡集。



セレクトされた文庫版。夫人や友人宛が多い。有名な久米正雄・芥川龍之介宛の書簡(1916年8月24日付)もある。



正岡子規との往復書簡だけを纏めた本。


・補足(15日)。

厚さは、これくらい。


続・伝記に関して2024年11月14日

そう言えば、こんな伝記もあった。




・追記(16日)。

「Government of MYSELF, by MYSELF, for MYSELF」にならない事を祈るのみ。

レイモンド・チャンドラーの書簡集2024年11月15日

この本に関しては以前にも述べた。


原著のペイパーバック版。


「語る(Speaking)」とあるが、ほぼ書簡である。他にエッセイなど。
漱石の書簡集もそうだが、一般公開を前提としていない分、素顔が垣間見えて面白い。

余談ながら、この表紙のモデルも、明らかにチャンドラーである(記載は無いが)。



飼い猫の名は「タキ(Taki)」だそうだ。

・補足(22日)。

冒頭の書に、口頭でのインタヴュー(interview)は無い。

バスケット・ボール漫画に関して2024年11月17日

NBAの河村選手を見て思い出した漫画。




書誌学的(bibliographic)には、「週刊マーガレット」1970年5月21日付第21号が連載開始。

大ヒットした「アタックNO.1」「サインはV!」は、共に1968年連載開始のバレーボール漫画。前者は「週刊マーガレット」後者は「週刊少女フレンド」に掲載。
それらに続く、バスケット・ボールを題材にした「スポ根少女漫画」だろう。

・補足(18日)。

魔球サーブの「木の葉落し」は「アタックNO.1」で、「稲妻落し」は「サインはV!」である。