「嫦娥」に関して2024年05月02日

「嫦娥(じょうが)」は、月に住む存在と記憶していた。

『西遊記』では、蟠桃会(ばんとうえ)の際、酔っ払った天蓬元帥(てんぽうげんすい)に言い寄られた。その罰で天蓬元帥は二千回打たれた後、地上に落とされ、その時たまたま豚の体に入ってしまった。

それが、猪悟能(猪八戒)である。

教訓 : 酒癖の悪い助平(助兵衛)は豚になる。ミニブタ含む。

そう言えば、『ドラゴンボール』のウーロンも、スケベな子ブタだった。
特技は、自分より大きくて強そうなものに化けてハッタリをかます事。
但し、実力は当然、本人のまま。

・註。

猪八戒が三蔵法師のパーティーに加わる条(くだり)は、「西遊真詮本」の場合、第十九回に述べられている。

或るカヴァー・アルバム2024年05月03日




・苦言。

だから、モントレー Monterey (/mɒntəˈreɪ/) じゃ無くて、モントルー Montreux (/mɔ̃tʁø/) だと言うのに。仮名で表せば、「うぃ|おーるけいむあうとぅもんとるー」である。
具体的発音例は、ウィキペディアの音声データを参照されたい。

……ジミヘンもジャニスも、スイスには行ってないだろう、多分。

・追記(4日)。

因みに、筆者も1978年にモントルーへ行った事がある。
但し、「To make records with a mobile」では無く、単にお祭りに参加する為だったが。。

「無常」と言う語に関して2024年05月04日

「無常」=「static」と思っている人が意外に多いらしい。

正しくは、「無常」=「unstatic」である。

――『方丈記』の冒頭を参照されたい。


・追記。

ラリー・ニーヴンに「無常の月」と言う短篇SFがある。




原題は「Inconstant Moon」。『ロミオとジュリエット』第2幕第2場のジュリエットの台詞から。
坪内逍遙の訳では「不貞節な月」。1ヶ月単位で姿形を変えるからだそうだ。

脳裏に刻まれたメロディーに関して2024年05月04日

「子供の頃に聴いた記憶はあるが、何の曲か思い出せない」と言う経験を有する人は少なくないと思う。

筆者の場合、このメロディーだった。




中高生の頃から、不意に脳裏に浮かぶようになった。小学校に入るか入らないかの頃、夕方にTVで観た番組の曲のような気がしていた。
多少気にはなっていたが、切実に知りたいとまでは思わなかった。
三十路を過ぎてネット時代になってから、やっと曲名が判明した。

TV人形劇『銀河少年隊』の主題歌である。作曲は冨田勲。以前に述べた、このアルバムに収録されたヴァージョン。




原作が手塚治虫と言う事も、このCDで知った。TV番組用のオリジナル・ストーリーと思われる。

なお、「冨田勲」と言う「作曲家」の名を意識したのは、やはり小学生の頃聴いたTV特撮ドラマ『マイティジャック』の主題歌である。親が買ってくれた朝日ソノラマのソノシートをすり切れる程聴いた……無論、比喩である為念。




歌入りの曲で、「伴奏が聴きたいのに歌が邪魔」と思った初めての曲だった。
――と言う事は、「編曲(オーケストレイション)」を意識した初めての曲だったのかも知れない。

忍者漫画に関して2024年05月05日

こんな競作(連作?)忍者漫画があった。




単行本書き下ろしかも知れない。
読者に依っては、あまり馴染みの無い名や、懐かしい名もあるだろう。