第百五十段2022年11月06日

エルトン・ジョン(Sir Elton Hercules John)は随分外貨を稼いだらしい。
まあ、The Beatles には及ばないだろうとは思うが。

そう言えば「日本円」と言う「外貨」はどの国へどういうルートで流れたんだろう……。

第百五十一段2022年11月07日

メロディ・ラインに関して。

・その一。


ここがメロディ。


・その二。

「面白くも何ともないメロディ」と、L・バーンスタインは言った(『Joy of Music』)。
但し、「ハーモニー(コード)抜きでは」だそうだ。

第百五十二段2022年11月10日

・訂正。

モーリス・ルブランに依るホームズのパロディ名は「Holmlock Shears」だったそうだ(少くとも初めは)。
エラリー・クイーン「Detective Short Story: The First Hundred Years」(ハワード・ヘイクラフト編『The Art of The Mystery Story』(1946年)所収)より。

・追記。

昨今、某芸人が「プーチンは悪玉か」とか言って騒ぎになったようだ(伝聞)。
無論、「善玉」「悪玉」と言うのはフィクション(稗史小説など)の中の「キャラ付け用語」で、現実では「加害者」と「被害者」と言う用語のみである。
例えば、某元首相狙撃容疑者は「狙撃事件」に関しては「加害者」に当該するが、「強制的集金行為」に関しては「被害者」(少くとも、その家族の一員)に中るだろう。

「一人称(主観)世界」は、フィクションに留めて置いていただきたいもんだ。
まぁ、フィクションで勝手に洩らすのおは勝手だが。
おわコ……老人 community 内でしか通用しない内輪受けギャグは、公の場で口にすべきでは無い。
国際的な恥さらしになるだけである……例によって。

第百五十三段2022年11月14日

「語感」は、けっこう大事かも。
でなきゃ、「詩」は成立しない。
文字面にせよ、発音にせよ。

第百五十四段2022年11月17日

前出「キメラ」に関して。

筆者の知る限り最もユニークな日本語表記。

ホーソーン『ワンダ・ブック』三宅幾三郎訳(1937年)


原著の表記はこちら。

Nathaniel Hawthorne『A Wonder-Book for Girls and Boys』(1851年)

いわゆる「合字(ligature)」と言う奴か。

・訂正(12月3日)。
「ユニーク(unique)」と言う単語は「独特」「唯一無二」を指すので、「よりユニーク」とか「最もユニーク」など比較級や最上級の表現は厳密に言えば正しくないとの事。
……そりゃ失礼しましたね。
悔し紛れに自作の慣用句。

「Fact is wooder than Fiction」

「wooder」より「treeer」の方が適切かも知れない