第百十一段 ― 2022年06月16日
「譜面」「初見」「アドリブ」等(など)からの連想。
『ミスティ(Misty)』と言うジャズ・スタンダードの名曲がある。
作曲者はジャズ・ピアニストのエロール・ガーナー(Erroll Garner、1921年-1977年)。
昔のジャズ・ミュージシャンに有り勝ちだが、彼も全く譜面が読めず独学でピアノ演奏をマスターしたそうだ。ちなみに、彼の父親も独学で自己流のピアノ奏法を身に着けたらしい(ウィキペディア情報)。所謂「親の因果が子に報い」って奴か……少し意味が異なるような気もするが。
筆者はピアノという楽器にあまり縁が無いのでよく判らないが、「ビハインド・ザ・ビート」と呼ばれる独特の奏法で知られているらしい。日本では、ジャズ評論家時代の大橋巨泉氏が評価していたそうだ。
・追記。
そう言えば、「ハナ肇」と言う芸名は、所謂ウェスト・コースト系のジャズ・ドラマー、ジェイク・ハナ(Jake Hanna、1931年-2010年)から来たと十代の頃聞いて、ずっとそう思っていたが、どうやら違ったようだ(ウィキペディア情報)。