モーツァルト「フィガロの結婚」に関して2024年06月01日

「世の中は 三日見ぬ間の 桜かな」と言う句がある。
現代のテンポ感覚としては聊か旧聞に属すかも知れない。

大谷選手の結婚新居に関して、某番組でモーツァルト『フィガロの結婚』序曲が流れた。


原作(?)は、ボーマルシェ。




一般的には、メンデルスゾーン『夏の夜の夢』か、




ワーグナー『ローエングリン』だろう。




選曲者は変化球がお好きなようだ……「懸河のドロップ」と迄は言わないが。

バリトン歌手の立川清登氏は「この序曲が流れると、いつも緊張とわくわく感を覚える」と書かれていた。こう聞えるそうだ。

「ソラキタゾ、ソラソラキタキタ、ソラキタゾ」。


・補足(同日)。

前日譚は、同じくボーマルシェ作『セヴィリヤの理髪師』。


……と思ったら、ウィキペディアに依ると、イタリア語では「ヴィ」では無く「ビ」との事。

こちらの作曲はロッシーニ。現在では、序曲が演奏されるのみのようだ。

・補足(7日)。

3部作だそうだ。


SPレコードに関して2024年06月01日

「SPレコード」自体の説明はウィキペディア等を参照されたい。

筆者が物心付いた頃には、家にSPレコードがあった。サイズは12インチ(約30cm)か10インチ(約25cm)か不明。
数枚あったような気もするが、覚えているのは1枚のみ。
A面が「お猿のかごや」、B面が「かわいい魚屋さん」。
レコード・プレイヤーは、直方体(?)の木箱のような形だったと思う。無論、「LP(33⅓)」「EP(45)」「SP(78)」の各回転数(rpm)対応。

ぐるぐる回る盤面をぼんやり見詰めながら聴いていた記憶がある。
理由は我ながら不明だが、面白かったのは確かである。