第百五十六段 ― 2022年12月01日
・極めて雑な換算法
メートル法 約2.5cm 約3cm 約30cm
ヤード・ポンド法 1インチ 1フィート=12インチ
尺貫法 1寸 1尺=10寸
なお、言うまでもなく「feet」は「foot」の複数形だが、日本語では単複とも「フィート」で表わすようだ。ついでに「1マイル」は「約1.6km」。
一般的な文芸作品を読むには、概ね問題ないだろう。
戦争に関して ― 2022年12月08日
現在、還暦以上の人間は、何らかの形で第2次世界大戦に関わった人が、家族親戚友人知人の中にいると思われる。
そういう人の話を直接聞いた経験が無いのだろうか?
以前書いたように、筆者の父方の伯父は赤紙一枚で召集され、新兵として初めて乗艦(搭乗?)させられた戦艦が撃沈され、いわゆる「海の藻屑」と消えた。
すく下の弟(=筆者の父)は、運良く命からがら生還できた。
そういう話は、いくらでもある筈だが。
・追記(12日)。
「愚者は歴史に学ばず」と言う言葉がある。中学校で教わったように記憶している。
第百五十七段 ― 2022年12月14日
問題は、エンタープライズ号の就航に間に合うかどうかだろう。
「U. S. S. Enterprise NCC-1701」の建造は、2245年だから、何とかなるかも知れない。
・追記(12月16日)。
残念ながらアトムの誕生(2003年)には間に合わなかったが、まあ、予定は未定だから仕方ない。天馬博士やお茶の水博士がいたら、もっと早く結果が出ていたかも。
ちなみに、天馬博士のファースト・ネイムは「午太郎」である。
・再追記(17日)。
……と言う事は、天馬飛雄(トビオ)は事故に遭わなかった事になるのだろうか?
第百五十八段 ― 2022年12月23日
筆者は、あんまりネガティヴな事は言いたくない。
無論、読んだ人がどう感ずるかはその人の勝手である。
が、個人的にこれだけは言わざるを得ない.。
日本武道館は、筆者の知る限り音楽ホールとしては最悪である。客席だけにどう上塗りの工夫をしても駄目。構造・建材自体、全く音響を考慮していないからである。
以上は、1980年頃の実感。現在はどうか知らない。
屋外の方がよっぽどマシだ。まあ、countable集客数と「祝祭性(?)」というのは判るが。
ちなみに、ディープ・パープルのアルバム『ライヴ・イン・ジャパン(英名は『Made in Japan』)』のアルバム・ジャケットは武道館の写真だが、音源は大阪のホールをベースに、かなり修正しているらしい。
……そう言えば、イアン・ペイス(ds)は左利きなのかな?
・追記。
以上は、西洋音楽に関してである。邦楽(雅楽を含む)に関しては知らない。
なお、この「邦楽」は、「J-POP」と言う意では無い。
戦争に関して 2 ― 2022年12月28日
いさかか旧聞に属するかも知れないが、ロシアで「兵役のがれ」(丸谷才一氏の使われた言葉を借用すれば「徴兵忌避」)の方法をネット検索する人が急増しているそうだ。
日本のTV番組で「日本でも醤油を飲むという話があったそうですね」と言った人がいたが、不謹慎ながら笑ってしまった。
筆者も子供(たぶん小学生)の頃、誰かに聞くか何かで読んだ記憶があるからである。
「醤油を一升瓶で飲む」という方法だったそうだが、単なる戦中の噂か実践した人がいたかは知らない。実際に行えば生命に関わるような気もするが。
江戸川乱歩の短篇ミステリーにも「徴兵(召集)のがれ」が動機になっている作品がある。太平洋戦争前――つまり真珠湾攻撃の前だから発表できたのかも知れないが、日米開戦後だったら駄目だったかも知れない。なにしろ、時の権力者の意向次第で「発禁」になるような時代だったらしい。
それにしても、「戦争」が不条理なインフレ(スタグフレイション?)の原因になるのは相変らずだ。終戦直後の闇米相場ほどにはなっていないようだが……まだ。
・註。
上記の「終戦直後」=「第2次世界大戦の一側面である太平洋戦争直後」の意である。
……現代日本に於ける口語体だから、概ね通ずる筈だ。