続・第五十七段 ― 2022年01月13日
楽曲「Smoke on the Water」に関して。
Deep Purple日本語カヴァーで有名な「王様」は「俺たちゃモントレーに行った~」と歌っているが(『湖上の煙』)、前述したように「Montreux」はスイスで「Monterey」は米国である。抑も「Montreux」の末尾は「レー(レイ)」と発音しない。「ルー」、一歩を譲っても「ロー」である。
Deep Purple日本語カヴァーで有名な「王様」は「俺たちゃモントレーに行った~」と歌っているが(『湖上の煙』)、前述したように「Montreux」はスイスで「Monterey」は米国である。抑も「Montreux」の末尾は「レー(レイ)」と発音しない。「ルー」、一歩を譲っても「ロー」である。
その一点を除けば、王様のカヴァーに何の苦情も述べる気は無い。寧ろ個人的に大好きである。
然し乍ら、「Highway Star」のカヴァーに関しては「栗コーダーカルテット」のカヴァー・ヴァージョンに軍配を挙げざるを得ない。抑も栗コーダーカルテットのカヴァーに太刀打ち出来るミュージシャンは、そうは居ないだろう。
然し乍ら、「Highway Star」のカヴァーに関しては「栗コーダーカルテット」のカヴァー・ヴァージョンに軍配を挙げざるを得ない。抑も栗コーダーカルテットのカヴァーに太刀打ち出来るミュージシャンは、そうは居ないだろう。
・追記(16日)。
王様には「Led Zeppelin」の日本語カヴァーもある事を言い落としていた。
『Immigrant Song』(原曲はアルバム『Led Zeppelin III』所収)のカヴァーで、原曲には存在しない前半の「はい!」という合いの手と、後半の「よいしょ、よいしょ」というバック・コーラス(?)の意図が今ひとつ不明である。
まあ、合いの手を入れたくなるのも判るような気もするし、漕ぎ手の気合いが伝わるかも知れないが。「『Ben-Hur』のガレー船じゃあるまいし」という感も無くはない。
なお、歌詞に「ワルハラ(Valhalla)」とあるので判るように北欧神話に想を得た歌で、一部に言われる如くヴァイキング(Viking)を歌った曲ではないと思われる……たぶん。